パーティーゲーム 回転SUSHI

※後述のBGMから着想を得て作られた非商用アナログゲームです。
 個人・仲間内で楽しむ以外の利用はご遠慮下さい。
ver.2018-1-5
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■概要
このゲームは回転寿司店にやってきたとある一家の仁義なき闘いを遊ぶものだ。
運と口先頼りの頭脳戦を繰り広げ、誰よりも寿司を堪能した者が勝者となる。

ゲームは「準備フェイズ」「メインフェイズ」「結果フェイズ」の順に進行する。
1回のゲームにかかる時間は1時間ほどだろう。

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■必要なもの
・人数
5人(GMを設けない場合は4人)

・用意するもの
4面ダイス(人数分、もしくは人数×2個)
紙とペン
時計など1分を計測できるもの
寿司一覧表、点数表(ページ末に記載)

・あったらなお良いもの
BGM:SUSHI食べたい(ORANGE RANGE)
寿司(あればこのゲームで遊ぶ必要などないのではないか)

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■遊び方
・SUSHI食べたい(準備フェイズ)
進行を行うゲームマスター(GM)が一人、それ以外はプレイヤー(PL)となる。
PLは「父、母、息子、娘」の中から被らないようにそれぞれの役割を決める。

準備は以上だ。
なんとなく子供たちが「おSUSHI食べた~い」「回るおSUSHI~」などと言い出し、両親は「回転SUSHIならお財布にも優しいわね」「久しぶりにSUSHIもいいな」などと出かける準備を始めるような一幕を設けてもいいだろう。


・へいらっしゃい!!(メインフェイズ)
店に着いた一家は「へいらっしゃい!4名様ですね、こちらのお席へどうぞ!」と案内される。

ここで寿司一覧表を参照する(点数表も開示しておくと良い)。
PLたちは4面ダイスを2回振り、その出目に対応した寿司がレーン上を流れてくる。
GM(もしくは誰か一人)は4面ダイスを1度振り、1度目のダイスの出目が同じPLがいた場合★特別な寿司を一つ追加する。

4個(5個)の寿司が流れてきたところで、PLたちの雑談を行う。
1分の間に「どれを選べば他者と被らないか」「自分の取りたい皿と違うものに他者を誘導すること」などを意識して嘘を付いたり正直に取りたい皿を言ったりなんとなく心理戦を繰り広げる。

1分が経過したら、全員が同時にどの皿を取ろうとするか開示する。
GMは「せーの、へいお待ち!」などと音頭を取ると良い。

複数人が同じ皿を選んだ場合、手がぶつかった間に皿は流れていってしまい寿司を手に入れることはできない。
選んだ皿が誰とも被っていなかった場合、寿司を獲得することができる。点数表を参照し、獲得した寿司に対応したMP(満腹ポイント)を得る。
また、PLは皿を選ばず手元のお茶を飲むこともできる。その場合、確実に1MPを得ることができるだろう。

「ダイスを振り、出目に対応した寿司を並べる」
「1分間なんとなく話し合う」
「せーので取りたい寿司を開示し、他者と被らなかった者がポイントを得る」
これを繰り返し、全員が食べた寿司(皿)の合計数が20枚を超えた時点で結果フェイズとなる。


・あがり(結果フェイズ)
全員の合計が20皿以上になった時、ゲームは終了する。
その時点でMPが一番高かったプレイヤーが最も寿司を堪能した者となる。すごい!

家族は約2000円+税を支払い、帰路につくだろう。

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■使用する表

・寿司一覧表[1回目:縦列 × 2回目:横列]
   1    2    3    4
1 関サバ  ネギトロ 甘エビ  カンパチ
2 アジ   ブリ   イカ   タイ
3 ホタテ  穴子   コハダ  カツオ
4 タマゴ  エンガワ サーモン 唐揚げ
★ トロ   タコ   ウニ   いくら

(例:4面ダイスの出目が1回目が3、2回目が4ならサーモン)


・点数表(MP)
基本‥‥3MP
★特別‥‥10MP

役割ボーナス‥‥追加で5MP
 タマゴ:息子、娘
 エンガワ:父、母
 サーモン:母、娘
 唐揚げ:父、息子

お茶‥‥1MP

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